2018年09月25日

9月15日 人間力の引き出しを実践する『コーチング&メンタリング』

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MGSセミナーのユニークなところは、紹介しきれないくらいあるし、その一つ一つがとても面白く、そして楽しい。
今回のテーマは、大きくは3つ。
1.スティーブ・ジョブスのスタンフォード大スピーチで有名なConnecting the dots
2.田口一成氏の社会貢献事業を例としたメビウス思想
3.即効性のありそうなゴールデンサークル(話法)
それぞれが単独の1日セミナーのテーマになりそうだが、それぞれに脱線を交えながら1日で進められるのは、受講者全員が集中しているからだろう。
これが緊張とはかけ離れたリラックスした集中なのが興味深い。
出席者からの質問・意見が活発なのもMGSセミナーの特徴かな。
出席者のモチベーションが高くて、とても密度が濃いのは、何でも学んでモノにしてやろう!という気概の表れだ。
今日は、その出席者からもテーマとして要望のあったPacingについて書いてみたい。
Pacingとは、コーチとコーチを受ける者、メンタリングを行うメンターとメンティの間に信頼関係を築くことを指す。
信頼関係が構築できて初めて、Leadingと云う実際のコーチング・メンタリングに入れるというワケだ。
コーチング・メンタリングにおいて学んだ知識や経験を活かして「やる気にさせる」「モチベーションを上げる」「幸せにする」事は、短期的にはテクニックでカバーすることも可能であると考えている。
これは世の中に、ハウ・ツー的な書籍が溢れていることからも、多く求められている事でもあると言える。
曰く「部下は褒めろ」「リーダーは聞き役に回れ」的なテーマで褒め方や聴き方のテクニックを伝えていて、相手との真の信頼関係を結ぶ事は求めていない。
極端に言えば、部下をやる気にさせれば、裏へ回ってペロッと舌をだしても、業績が上がれば良い、としたやり方である。
元々、企業内の上司やリーダーと、部下・メンバーの間の人間的な繋がりが希薄であれば、そんなやり方でも一定の効果を上げることは可能であろうし、多くの人が求めるモノもそこにあるのだろう。
だが、メンターの求めるメンティの「幸せ」はそこにあるのだろうか?
少なくとも自分が理想とする形では無い。
誰に対しても分け隔て無く接し、相手を尊重し、相手の言葉を聴くというのは、上っ面でそう見せかける事は可能だろう。
一方、言うは易く行うは難しだが、それを心の底から想い、実践して、それが自分の生き様になったときが「幸せ」であり、人生の「成功者」となれるのではないだろうか?相手を心のどこかで馬鹿にしていても、自分の思った通りに動かせれば成功だとするハウ・ツーには、それが無い。
一時は上手くいっているように見えるかもしれないが、そんな行為は見透かされるもの。信頼関係の構築とはほど遠い。
信頼関係の無いコーチング・メンタリングなどあり得ない。
これが私の想うところであり、大野学長もセミナー参加者も想っている事だと推測する。
だからこそ、このセミナー参加者は熱く、モチベーションも維持できるのだろう。
なんとなれば、セミナー修了後の懇親会(という名の飲み会である)でも、熱く語る参加者であり、大野学長である。
もちろん大野学長も参加者も、お互いに尊重し合い、人間性を高めようとする姿勢が、このセミナーをユニークなものにしているし、これこそがPacingなのだと感じている。
今回のセミナーはLeadingに焦点をあてたが、Pacingに焦点を当てることはとても難しいのではないかとおもう。
なぜなら、それは知識やテクニックでは無いから。
それが判っていてなお、それを知りたいと思うのは、それだけ人との信頼関係を築くことが難しいからに他ならない。
そして、世のハウ・ツー的なセミナーでは得られない「実践」として、MGSセミナーは面白くて楽しいのだ。
学ぶ楽しさを味わい、信頼関係を広げることが、自分自身も楽しく、コーチを受ける者、メンティをも幸せにできることがわかってくるから。

2018.9.24  伊藤 浩章
posted by メンバーズ at 14:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記